活動予定

大会・イベント   2024-03-24 (日) ~ 2024-03-24 (日) 13:00~15:00

卒業生を送る会_@いこいの郷

 

(月岡より)

卒業生の皆さん、改めておめでとうございます!

2023年度は皆さんの予想を超える成長と、無限の可能性を感じた一年間でした。

対外的には全日本中学選手権、全国小学生交流陸上大会への出場となります。出場することすら難しい全国大会に、小学生と中学生、二つのカテゴリーで出場できたことは素晴らしいことで、何よりも皆さんが現地で自己新、または近い記録を出したことが私は嬉しかったです。

私はいつも皆さんに「自己新を目指して」と言っていますが、二つの理由があります。

一つ目は、多くのビーイングジュニア卒業生が「自己新」を出し、自分自身の未来を切り開く姿を見てきたからです。「ベストを尽くす」も同じ意味だと思いますが、最も分かりやすい言葉が「自己新」だと私は感じています。

二つ目は、皆さんが同時にたくさんの「自己新」を出すことで大きな波が起こり、そこから誰かがものすごい自己新を出す法則が存在することを知っているからです。

今年度で言うと全国大会に出場した谷くん、男女混合4×100mリレーで茨城県小学生初の52秒台を叩き出したメンバー、クラブ史上初の全国大会入賞を果たしたマクキムくんの他、ビーイングジュニアへ加入し1年後に100m走の自己記録を19秒から16秒台へ伸ばした近藤さんなど、多くの選手たちが私たちの予想を遥かに超える成長を遂げました。

驚かされたのは、記録の成長だけではありません。私は茨城県選手団のコーチとして全国小学生交流陸上へ三日間帯同しましたが、慣れない遠征、初日の品川~新横浜間の新幹線は座れずデッキで立ったまま移動し、宿舎から競技場まで片道15分以上かかる道のりを荷物を持って歩き、宿舎では食事、入浴(節水対策でシャワーしか使えなかった)、睡眠から起床まで自分たちの責任で過ごす環境下に置かれたことで、選手たちは精神的にもたくましくなりました。

また、他クラブの選手たちとの交流も積極的に行い、特に5年生選手への気遣いと配慮は素晴らしく、ビーイングジュニアの枠を超えた次世代へのバトンパスができたことで、私たちの取り組みは間違っていないことを確信しました。

 

卒業する皆さん、卒業生を送り出す皆さん、ビーイングジュニアでの日々は今も、次のフィールドでも必ず活かされます。

自己新が出ない日が続いても、一度も勝てなくても、練習がきつくても、自分を信じれば試練は夢の実現になります。私たちは応援していますから、未来の、夢のバトンを自分の色で彩ってください。

 

2024年度がもうすぐ始まります。

ビーイングジュニアの皆さん。

卒業生の皆さんがつないだバトンを受け取り、あこがれをワクワクに変えて、自己新目指しましょう!

 

ありがとうございました!